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大嫌いだった吸血虫達

戦中戦後に今では見かけなくなった、と言うか今でも居るのだろうか?夜を徹して捕まえては殺してたあの虫達は。
其の虫の名は、此処からは気味が悪い話なので知りたく無いと思う人は見ないで下さい。
私にとって今では何となく懐かしくさえ思える吸血虫なのです。
その昔聞いた事があるかも知れませんが、シラミ、南京虫、のみ、です。
この話は日本国中の一般的な現象だったのです。
物が不自由になって洗濯も行き届かなかったせいか、肌着の縫い目に添って待機してる、しらみ達、夜になると人間がテーブルの上で肌着の縫い目を点検して捕まえては殺すのです。
体長は三ミリくらいの肌色だったような?平べったく細い足が両側共に六本有ったかしら。
時を構わず空腹になると人間の血を吸ってたようです。

今度は南京虫、これはやはり平べったく茶色で丸い形で夜中に多分枕の下辺りから出てきくるのか、チクリとして痒いと思い即、探すのですが逃げ足の早い事。
今のような殺虫剤が無かった時代の事なので、三センチ角で五十センチ長さのあちこちに五ミリくらいの穴の開いた棒を寝る前にお布団の周りに囲んで置いておくのです。
朝になると新聞紙をひろげ、棒どうしでコンコンと叩くと、隠れていた南京虫がポロポロと出てくるのを水を張った入れ物に浮かして殺します。
潰すとすごく嫌な臭いがするから水死さすのが一番良い方法なのです。

のみは動物を飼っておられるご家庭では今でも見る事が出来ますね。{そんなの見たくね〜}
学校の授業中に痒いなと見ればのみが茶色にぴかっと光った躰をおったてて血を吸ってるではありませんか。
カサカサの人差し指の先に{油手でなかった}ツバを付けて狙い定めてぴって押さえ、親指を助っ人にしてはさんで、じんわりと指を動かし爪でぷちっと潰すのです。{快感
こんな虫達が居ると眠れないから、一晩中寝ずに見張って殺してた時がありました。
のみはピョンピョンと飛ぶので捕まえるのには相当の熟練を要求されます。
自慢じゃないが私もその道のオーソリティーになったようです。

小学校時代は全国的に流行ってた頭に巣くう毛しらみこれは黒いくてプリプリしてました。
昔は櫛の目が細かい、すき櫛があってそれで毛をとくと虫が引っかかるのです。
黒い毛に白い卵を産み付け、そのへばりついた卵を指でしごき取ると言う作業も大変でした。
兎に角お呼びで無い虫達には随分悩まされたのです。
今では良い事かどうか分かりませんが、よく効く殺虫剤のお陰で安眠を妨げられる事無く平穏な日々が送れて感謝すべきなのでしょうか。
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M子
年齢:
94
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性別:
女性
誕生日:
1931/03/05
職業:
主婦
趣味:
DVD観賞
自己紹介:
05年10月10日から09年8月17日にかけての旧「M子のお花畑」の保管庫。
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