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戦中千人針、戦後千羽鶴

今は病気になれば早く完治しますようにとか、勝負に勝ちますようにと誰かを励ます為に千羽ツルを祈りや、願いを込めながら折って相手に贈ります。
広島の原爆慰霊の場にも全国から寄せられた千羽鶴が数万羽が祭られていると聞いた事があります。
人間ではどうにも成らないところを何となく神に頼ればどうにかして頂けるのではと思うからでしょう。

大分前に梅田の地下道を歩いている時、いきなり色がみを手渡され千羽鶴を折って下さいと頼まれた事が有りました。確か難病の子が早く治るようにと言う事だったようです。
折って渡すと今度は署名と寄付をして下さいと言われ、其の時の流れで彼方の言われる侭にしました。
その後マスコミに取り上げられてるのを見れば詐欺まがいだと知り、その後は無視するようにしてます。

戦時中は千羽鶴では無く千人針と言うのが有って木綿の長さ一メートル、幅三十五センチ位の白布にトラの絵が千個の点でプリントされているのです。
赤い木綿の糸で点の所に一人一個づつの結び目を作ってもらいます。どんな寒い冬であろうと、暑い夏であろうと街角に立って通行中の女性にお願いしますと頼みます。これを断る人は居ませんでした。
戦時中はお国の為は絶対的だったのです。此の行為は家族の中の男性が戦地に赴く時に千人の女性が一針づつ糸を結んでくれた布をお腹に巻いて行けば敵のタマが当たらいと言う事だったのですが今思えば馬鹿らしくて笑うに笑えないような話です。

こんな布を巻いてもタマ避けには成らないだろうと思いながらも何か出来る事があればと、俗に言う”いわしの頭も信心から”の諺{ことわざ}宜しく願いを託していたのでしょう。人間は所詮弱い者です其の弱みに付け込んで時代、時代で押し切られて行くのが何だか怖いような気がします。
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プロフィール

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M子
年齢:
94
HP:
性別:
女性
誕生日:
1931/03/05
職業:
主婦
趣味:
DVD観賞
自己紹介:
05年10月10日から09年8月17日にかけての旧「M子のお花畑」の保管庫。
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