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林芙美子の事を少しだけ

林芙美子は自分には故郷が無いと言い、或る人は彼女は常に故郷探しをしていたような気がすると言う。
芙美子は「借金してまで刺身を食べようとは思わない、お漬け物で良い、漬け物が無ければ御飯だけでも良いし、それも無ければ二,三日食べなくてもいい」と言ったり、着物も汚れたら左前に着て、柄がはげたら絵の具を塗って誤魔化し、本にも「ジャムパン飛んで来い、ゆで卵飛んで来い」と書いたりと実にあっけらかんとした性格の持ち主だったようです。

小説家を志す人達には「一朝一夕で小説家には成れない、書きたければ日記のようにして書けば良い」と話していたようです。尾道で知り合った男性を追い掛けて東京に出て来たようですが、男との別れも決断が早く、宿命的な放浪者だったと聞きました。

作品も安サラリーマンが寝ころんで気楽に読んでくれ、共感を呼ぶ庶民的な物を書く作家で居たいと思っていたようです。戦時中は兵隊の為の小説を書き、戦後は夫を亡くした妻の話や一般の人の話を書いていました。「私は無駄な弾は撃たない、現在を晩年だと思っている」と言った四日後に突然の心臓麻痺で{享年四十七才}亡くなりました。

葬儀委員長をした川端康成が一般の弔問客におかみさん連中の多いのに驚いたと言っていたようです。
有名になっても偉ぶらない、野生の花を愛し、憎しみ、ジレンマを糧にして作品を書いていたと言います。晩年に建てた家は台所やトイレには力を入れ、特に流しは自分の身長に合わせて低く作り、居間の押入の中にはインド更紗が貼られていたようです。

以上は同じ女性作家の会話や芙美子さんの録音で語ってるのを聞いて面白かったので自分なりに纏めたつもり?で書いてみました。
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プロフィール

HN:
M子
年齢:
94
HP:
性別:
女性
誕生日:
1931/03/05
職業:
主婦
趣味:
DVD観賞
自己紹介:
05年10月10日から09年8月17日にかけての旧「M子のお花畑」の保管庫。
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